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お知らせ
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果物の味くらべ
2023.02.01
いそくみさんに聞く!くだもの味比べ いちご
近年、イチゴがもっとも店頭を飾るのは12月後半から2月位にかけてですね。
でも、本来露地物の旬は3月~4月くらいの春後半です。
皆さんが早く食べたい、使いたいという欲求に応えるべく、農家の方たちの努力によりハウス栽培の技術や品種改良がなされ、どんどん早くなってきました。
日本の品種は約300とも言われていますが、
現在では「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「さがほのか」
が5大品種となり、この5品種だけで全生産量の8割近くを占めているそうです。
今回は、代表的な「とちおとめ」「あまおう」と、「紅ほっぺ」「やよいひめ」を食べ比べてみました。
「とちおとめ」 甘みがやや強く、程よい酸味も感じられました。
「あまおう」 甘みと酸味のバランスがとれていて、あっさりした味わいでした。
「紅ほっぺ」 芳醇で甘味が強く、みずみずしかったです。
「やよいひめ」 酸味が強く感じられ、みずみずしかったです。
一般的に言われていることとは異なる点があるかと思います。
品種にもよりますが、同じ品種でもA品B品等ランクがあります。
また、環境や生産者さんによって味も変わってくるかと思います。
ご自身で食べ比べてみると、新たな発見があるかもしれませんね。
手作りデザートに合ういちごの条件とは?
今回、4種類食べた中では、酸味がスイーツに合うのではと感じたので、「やよいひめ」を使いました。
ケーキならスポンジと生クリームなど、合わせる素材に甘味がある場合は、程よい酸味のあるいちごの方が良いアクセントになります。
柔らかすぎると水分が出てしまったり、カットすると潰れたりすることがあります。
固すぎず柔らかすぎないものが適しています。
もうすぐ『バレンタイン』ということで、いちごを使った『バレンタインスイーツ』をご紹介します。
いちごのティラミス
材料(4人分)
☆プレーンヨーグルト 大さじ8
☆クリームチーズ 150g
☆グラニュー糖 大さじ5
インスタントコーヒー 小さじ1と1/2 お湯 80cc
ビスケット 80g
苺 8個プラス飾り用4個
ココアパウダー 適量
作り方
1.クリームチーズは、常温に戻し、いちごは1/4にカットします。
(飾り用はお好みにカットしても丸ごとでも良いです。)
ボウルに☆を入れ、泡だて器でまぜて漉すか、ブレンダー等で攪拌します。
2.インスタントコーヒーはお湯に溶かし冷ましておきます。
冷めたら、ビスケットを割り入れ、1分程浸します。
3.器に2、いちご、1の順に重ねて入れ、仕上げにココアパウダーをふるって、
いちごをのせたら完成です。
是非、作ってみてくださいね。
今回、お話を伺ったのは・・・
福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。
いそくみさんのInstagramはこちら▼
https://www.instagram.com/iso_kumi/