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野菜の紹介と料理

2023.01.28

料理研究家 いそくみさんに教わる野菜レシピ 赤ネギ編

赤ネギの旬は、11月~3月にかけてです。
赤ネギの特徴は、根元部分から緑の葉の近くまで赤紫に染まっていることです。
ただし赤いのは表面だけで、一皮剥くと他の長ネギと同じく白い部分が出てきます。



赤ネギの味は?

赤ネギの味ですが、生で食べるとネギ特有のピリッとした辛味があります。
他の長ネギよりもこの辛味は強く、味のアクセントとなります。
また加熱するとトロトロになり、びっくりするほど甘いです。
この甘みも他の長ネギを加熱したときよりも強く、味にメリハリがあるのが赤ネギの特徴です。



赤ネギの主な栄養は?

赤ネギは長ネギ(白ネギ)の一種なので、基本的に含まれる主な栄養は長ネギとおなじものです。
ビタミンB1・B6、ビタミンC、ビタミンK、葉酸などのビタミンが主な成分です。
またカリウムやカルシウムなどのミネラルもバランスよく含まれています。
他にも、辛味成分のアリシンが長ネギよりも豊富で、これが辛味と甘みの元となっています。
また、赤ネギ独自の成分としては、赤紫色の元となるアントシアニンがあります。
アントシアニンはポリフェノールの一種で血管などの老化予防につながる「抗酸化作用」があり、血管を丈夫にすることで、血流を良くする効果も期待できます。
長ネギにプラスの効果が期待できる赤ネギは、体にもうれしい野菜なのです。


赤ネギとブリの味噌トマみぞれ煮

材料(4人分)

・赤ネギ 2本 
・ブリ 200g 
・大根 1/4本 
・サラダ油 大さじ2 
・トマトジュース 175cc 
・生姜 1かけ 
・赤味噌 大さじ2  ・白みそ 大さじ1 
・みりん 大さじ2 ・片栗粉 適量

1.ブリはぶつ切りにし、塩をふって暫く置き、お湯でさっと茹でます。
赤ネギは、ぶつ切りにします。大根はおろして水気を軽く切っておきます。水気を切ったら、片栗粉をまぶします。

2. 鍋にお湯を沸かし、ブリを入れ白くなったら取り出します。
水気を切ったら片栗粉をまぶします。

3.フライパンに油をひいて中火で赤ネギを焼きます。
表面が焼けたら取り出しブリも焼きます。
表面がカリッと焼けたら一旦取り出し、トマトジュース、みりん、薄くスライスした生姜を入れ沸騰させます。

4. 3に、2種類の味噌、赤ネギ、ブリ、大根おろしを入れ、ひと煮立ちしたら完成です。


ブリの美味しい季節。油ののったブリを赤ネギと一緒に大根おろしでみぞれ煮にしてみませんか?
味噌とトマトはうまみ成分として同じグルタミン酸が含まれており、とても相性が良いです。
是非、お試しください。

レシピを教えてくださったのは・・・

福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。

いそくみさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/iso_kumi/

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