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お知らせ

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果物の味くらべ

2023.03.01

いそくみさんに聞く!くだもの味比べ りんご

「1日1個のりんごは医者いらず」と言われるほどに栄養価も高く、
そのまま食べるのはもちろん、サラダやスイーツでも楽しめるりんごは老若男女に人気のフルーツです。

ところでみなさん、りんごを買うときはどこを見て選んでいますか?

おいしいりんごを見分けるポイント3つ

料理への活用も多いりんごですが、そのままで味わうことが多いですよね。
最近はほどよい酸味に、しっかりとした甘味、そして香りの強いものが好まれる傾向にあります。
りんごは当たりはずれは少ないと言われますが、よりおいしいものを選んで買いたいですよね。
おいしいりんごを見分ける3つのポイントをご紹介します。

1.おしりの色
まずチェックするのはりんごのおしり(底)の部分。

くぼんでいるところまでが、赤色または黄色になっているものが完熟の目安です。
やや緑色が残っていると酸味が強い可能性が。 全体の色づきや模様は、品種や栽培方法によりさまざまなため、おしりの色づきで完熟かどうかをチェックしましょう。

2.おしりの形
次もおしりがポイントです。 「花落ち」という花がついていた痕があります。
この花落ちが開いていて、中心が空洞になっているものは、甘さが強いとされています。
色をチェックする時に、花落ちの形も忘れずにチェックしましょう。

3.ヘタの状態

ヘタの状態でも鮮度を確認することができます。 ヘタがしなびていたり、
グラグラしているものは乾燥が進み鮮度が落ちているサイン。

上からの見た目で色や形の良いものを選ぶようにされているかたは多いと思いますが、
意外とチェックしていないのがおしり。
赤〜黄にしっかり色づいているかと、花落ちの空洞にも注目してみてくださいね。
ヘタの状態も忘れずにチェックしましょう。


りんご味くらべ

みなさんにも馴染みの深い「サンふじ」と、「紅こはく」。今回は、同じ生産者のりんごで味くらべをしてみました。

「サンふじ」は、甘味が強く感じられました。皮が少し固い気がしました。


「べにこはく」は、密がたっぷりで酸味が強く感じられました。


「べにこはく」は福島県のオリジナル品種で、福島県内でのみでしか栽培することはでききないそうです。
「べにこはく」は「ふじ」より遅い極晩生種で、福島県での収穫は11月中・下旬から12月上旬となっています。
本種は貯蔵性に優れ、低温貯蔵すれば、酸味は少し減るものの、蜜の状態はかなり長く持つそうです。
2月からの出荷・販売も可能だそうで、今回購入することができました。
ただ、まだ出荷量が少ないそうです。

今回は、酸味が強く皮の色が鮮やかな「紅こはく」を使って、
可愛いアップルパイのレシピをご紹介します。

薔薇のアップルパイ

材料(8個分)
・りんご 1個
・グラニュー糖 30g
・バター 20g
・シナモンパウダー 適量
・パイ生地 1枚
・粉糖 適宜

<作り方 >

1.皮付きのまま、縦に4等分したりんごを薄くスライスして、耐熱容器に入れ、
バター、グラニュー糖、シナモンパウダーを加えてラップをして600Wの電子レンジで4分30秒加熱します。

2.オーブンを200℃に予熱して、パイシートをのばして、縦長に8等分にカットします。
粗熱をとった1をパイシートの上に少し重なる様に並べ、くるくる巻いていきます。

3.200℃のオーブンで15分焼いたら完成です。
焦げそうなときは、上にアルミホイルを被せるか、少し温度を下げてくださいね。




生で食べる際は、スティック状にカットするとお子さんも食べやすいですよ。
りんごを丸ごと皮まで食べられて、さらに捨てる部分を最小限にできます。

今回、お話を伺ったのは・・・

福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。

いそくみさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/iso_kumi/

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