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野菜の紹介と料理
2023.02.25
料理研究家 いそくみさんに教わる野菜レシピ ごぼう編
関東を中心に栽培されている長いごぼうは、晩秋から冬が旬になります。
一方、初夏には夏ごぼうとも呼ばれる新ごぼうの旬で、
こちらも柔らかく香りが良いのでまた違った味わいが楽しめます。
関西では若ごぼうと呼ばれる葉ごぼうを食べる食文化もあり、これは春先に旬を迎えます。
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ごぼうの栄養
ごぼうは水溶性、不溶性共に食物繊維を豊富に含み、便秘の解消に効果が大きい他、
腸内の発ガン性物質を吸着し、大腸ガンの予防効果があると言われています。 また、ビフィズス菌の成長を促し整腸効果がある成分も含まれています。 その他、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。
意外なごぼうの洗い方
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ごぼうは皮に風味や栄養がありますが、洗うのが面倒だったりしますよね。
しかし、アルミホイルを使って洗うことで、ごぼうに付いた土をきれいに落とせるのです。
アルミホイルのでこぼこが、ごぼうの溝にきれいにはまり、面白いように土が落ちます。
可食部を増やすことでゴミも減らせます。 皮をむかないので、まさにこれぞごぼうといった香りで、独特な風味を十分に楽しめます。 ごぼう選ぶ際は、土が付いたままの方が日持ちしやすいです。
また、ひげ根が少なく、なるべく先の方まである程度の太さがあるものを選びます。
固い物が良く、柔らかくぐにゃぐにゃと曲がるものは避けてください。
今回は、ごぼうの風味を十分に楽しめる「鶏ごぼう」を紹介します。
鶏ごぼう(2人分)
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材料(2人分)
・鶏もも肉 1枚
・ごぼう 1/2本
・鷹の爪 1本
・水 適量
・サラダ油 大さじ2
・醤油、料理酒、みりん 各25cc
・てんさい糖 大さじ1
<作り方>
1.土をこそげたごぼうを4~5cmに切り、縦に4等分します。
フライパンにサラダ油大さじ1を入れて加熱し、全体に焼き色がつくくらい炒めます。
ごぼうを一旦取り出します。
2.1のフライパンにサラダ油大さじ1を加え、ひと口大に切った鶏肉の皮目をこんがり焼きます。
皮目に焼き色がついたら、1を戻しざっくり混ぜます。
3.2に酒、みりんを加えます。
ひと煮立ちさせたら、甜菜糖、醤油の順に調味料を加えます。
4.水をひたひたになるくらい加えたら、鷹の爪を加え蓋をして、10分蒸し煮にします。
5.10分たったら、蓋を外して汁を煮飛ばします。
フライパンは20cmくらいの物を選ぶと良いです。
鷹の爪は入れたほうが、味が引き締まります。
ひと手間かけることで、美味しく仕上がります。
是非、お試しください。
レシピを教えてくださったのは・・・
福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。
いそくみさんのInstagramはこちら▼
https://www.instagram.com/iso_kumi/