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お知らせ

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野菜の紹介と料理

2023.03.11

料理研究家 いそくみさんに教わる野菜レシピ にんじん編

にんじんは1年中買うことができるので、旬を意識することは少ないかもしれませんが、
秋〜冬と春の2回旬をむかえる野菜です。

秋冬のにんじんは実がしっかりとつまっていて、甘みも強いのが特徴。
加熱してもくずれにくいので、焼きものや煮ものなどの加熱調理にむいています。

一方、春にんじんはやわらかくみずみずしいのが特徴で、サラダや野菜スティックなど生食にむいています。
クセがなくほんのり甘みを感じることができますよ。


にんじんの品種

にんじんには、一般的なオレンジ色の五寸にんじんの他にも、 おせち料理でお馴染みの金時にんじんや、
沖縄で作られている黄色い島にんじん、更に紫色のものなど色々な品種があります。
紫にんじんは、茹でると色素が流出し、茹で汁が紫色になってしまいます。
また、人参そのものの色も薄くなってしまうので、生のままスティックや薄くスライスしてサラダやバーニャカウダなどで食べることをお勧めします。
生のまま食べるとコリコリした食感と、ほんのりと甘味があり美味しいです。
薄く輪切りにする時は包丁よりもピーラーを使うと均一に薄くスライスしやすいです。
サラダに散らすととても綺麗ですよ。

また、最近はスリムなスティックタイプのニンジンもよく見かけるようになりました。
新鮮なものには葉付きのものがありますが、ついつい捨ててしまいがちです。
おいしい上に、栄養価も高いので、捨てずにゴマやジャコ等と甘辛く炒めてふりかけにする等、使い道を考えましょう。



にんじんの主な栄養は?

にんじんには名前の由来にもなっているくらい、たくさんのβ-カロテンがたっぷり含まれています。
肌のカサつきや肌荒れを改善する効果が期待できます。
β-カロテンは抗発ガン作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、
髪の健康維持や、視力維持、肌のカサつきや肌荒れを改善する効果が期待できます。
喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるともいわれています。

また、油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、
共に摂取することでビタミンAの効果が増すそうです。

今回は、手軽に作れるガーリックマヨ炒めをご紹介します。


にんじんのガーリックマヨ炒め

材料(2人分)

・にんじん 1本
・にんにく 1かけ
・鷹の爪 1本
・マヨネーズ 大さじ1
・醤油 小さじ2 

<作り方>
1.にんじんはよく洗い、ピーラーでスライスする。

2.フライパンにみじん切りにしたにんにくとマヨネーズ、にんじんを入れ弱火でじっくり加熱する。

3.にんじんがしんなりしてきたら、完成です。

加熱時間はお好みのにんじんの食感に合わせて加減してください。
強火で加熱するとマヨネーズに火が通り過ぎて固まってしまうので、弱火で加熱してくださいね。

にんじんは、じっくり熱を加えることで、甘みを最大限に引き出すことができます。
マヨネーズにも含まれる油といっしょにとることも栄養素吸収率アップのポイントなのです。


レシピを教えてくださったのは・・・

福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。

いそくみさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/iso_kumi/

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