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果物の味くらべ

2023.03.15

いそくみさんに聞く!くだもの味比べ キウイ

グリーンキウイとゴールドキウイは色だけではなく栄養価もちがう!?

手軽なフルーツとして人気の高いキウイフルーツ。
グリーンキウイとゴールドキウイがありますが、含まれる栄養素に違いはあるのでしょうか?

グリーンキウイの特徴
一般的なキウイフルーツで、世界で流通するキウイの約7割が、
ヘイワード種といわれる果肉が緑色のグリーンキウイ。
果実の表面がこまかい産毛で覆われています。
果肉はしっかりしていて、ほどよい酸味があります。


ゴールドキウイの特徴
果肉が黄色のゴールドキウイは日本人向けに開発された品種で、
グリーンキウイから品種改良されてできました。
果実の表面には産毛がほとんどありません。
また、果肉はグリーンに比べるとやわらかめで、甘みが強いです。


栄養価のちがいは?
甘みの強いゴールドの方が糖分が高く、エネルギーが多いです。
色素成分でもあるβ-カロテンは、果肉の色の濃いグリーンキウイの方が多く含まれます。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の機能を正常に保ったり、
免疫力を高めたりする作用があります。
美肌効果や免疫力アップなどの効果が期待できることで知られているビタミンCは、
ゴールドキウイの方が多く含まれています。
1日摂取必要量(100mg)をゴールドキウイは1個で1日分を満たすことができてしまうほどです。
腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりする効果の期待できる食物繊維は、
グリーンの方が多く含まれています。
食物繊維が豊富なイメージの強いパイナップルが1.2g、バナナが1.1gなので、
キウイはフルーツのなかでもトップクラスの含有量なのです。

グリーンとゴールドの品種が出回るキウイフルーツ。
品種(色)がちがうと、栄養素によってはかなり違いがあるのですね。
色や甘さ・価格などで選ぶことが多いと思いますが、
栄養価の違いにも注目してみると、選ぶ楽しさがありますよね。

今回は、2種類の「キウイ」をふんだんに使ったレシピをご紹介します。



キウイの爽やかスコップケーキ

材料(ケーキ型5号サイズ、4~5人分)
・キウイ(飾り用)3~4個

グラニュー糖 40g
生クリーム 200ml
ヨーグルト 450g
シフォンケーキ 5号サイズ1/2個分
<キウイソース>
キウイ 4個(皮をむいた状態で200g)
☆グラニュー糖 大さじ3
☆レモン汁 大さじ1

<作り方 >

1.キウイソース用のキウイを粗みじんにします。
耐熱容器に入れ、☆を加えて600Wのレンジで3分加熱して取りだし混ぜ合わせ、
さらに3分加熱して混ぜ、2分加熱します。粗熱が取れたらブレンダーで攪拌します。

2.ヨーグルトを耐熱容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジで3分間加熱する。
目の細かいザルにペーパータオルを敷いてボウルに乗せてヨーグルトを入れ、1~2時間水切りする。
(200gくらいになります。)
水切りしたヨーグルトにグラニュー糖の半量を加えて混ぜます。

3.生クリームに砂糖半量を加えて、9分立てにします。

4.2と3を混ぜ合わせます。

5.容器に4→食べやすい大きさに切ったシフォンケーキ→1→4→飾り用のスライスしたキウイの順にのせたら完成です。


爽やかなヨーグルトクリームとキウイの酸味が合います。
クリームはレアチーズケーキの様で美味しいです。
シフォンケーキでなく、市販のスポンジ等でも代用可能です。 是非、作ってくださいね。

今回、お話を伺ったのは・・・

福島県在住の料理研究家 「いそくみさん」こと磯貝久美子さん。
野菜ソムリエプロ、食育指導士、三ツ星タマリエなど数多くの食に関する資格を持ち、kulasoコラム執筆/サンキュSTYLEライターとしても活躍中。

いそくみさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/iso_kumi/

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